リザルト画面を見て、二度見しました。
獲得MSP 140900。
アップデート前、このクエストは30,000でした。

2026年8月28日に配信された『グランブルーファンタジー:リリンク エンドレスラグナロク』のアップデート(Ver.2.0.5)。公式のアップデート情報には「クエストクリア時のMSP取得量を引き上げました」と書かれています。
でも、このアップデートの本質はそこじゃないと思っています。
まず、何が変わったのか
数字だけ先に置いておきます。
| クエストランク | クエスト名 | 調整前 | 調整後 |
|---|---|---|---|
| CHAOS++ | 英雄譚の真偽を確かめるぞえ | 30,000 | 50,000 |
| 不倶戴天の鬼 | 30,000 | 50,000 | |
| 戦ぐ息吹 | 30,000 | 50,000 | |
| 雪ぐ隔絶 | 30,000 | 50,000 | |
| 四玉伝記 | 30,000 | 140,000 | |
| 遥かなる創造への執心 | 30,000 | 75,000 | |
| 機神跋扈 | 30,000 | 75,000 | |
| 始原の衝動 | 30,000 | 75,000 | |
| 極星の意地 | 30,000 | 75,000 | |
| INFINITY | 各クエスト | 50,000 | 250,000 |
INFINITYが5倍。四玉伝記が約4.7倍。あわせてMSPの所持上限も999,999から9,999,999へ、10倍になりました。

数字を並べると「周回が楽になった」という話に見えます。私も最初はそう思いました。
でも、実際に回してみると違いました。
効いているのは、効率じゃない
正直に書くと、時間あたりの効率でいえば、今でもスライム周回が最適だと思います。そこはこのアップデートで変わっていません。
じゃあ何が変わったのか。
フルアシスト周回での獲得量です。
ここが本題です。
スライム周回は、フルアシストで回すのが難しい。スティックを前に倒して固定するといった小細工をすれば回せますが、素直には回りません。
一方で、今回MSPが引き上げられたクエストは、キャラが十分に育っていればフルアシストで回せます。
そしてこのゲーム、オート周回は10回で途切れます。

つまり、夜中に放置して回すなら、回せる回数は最初から10回に固定されているわけです。効率がどれだけ良くても、10回は10回。
だとすると、効くのは1周あたりの時間ではなく、1周あたりの獲得量だけになります。
私は寝る前に10回分を仕掛けます。その運用だと、1周30,000と1周140,000では、朝起きたときの数字が別物になる。
効率の話ではなく、1晩の話なんです。
何晩ぶんの違いなのか
ここで、育成に必要なMSPの総量を確認しておきます。
- マスタースキルをLv50まで上げるのに 1,641,999 MSP
- エンドレスラグナロクではLv50到達後に「マスターブレイク」が解放され、さらに 1,670,000 MSP
- 加えて育成ノードに 865,000 MSP
合計すると、1キャラあたり約418万MSPです。
この数字を、1周の獲得量で割ってみます。オート周回は10回で途切れるので、10回を「1晩」として換算しました。
| 1周のMSP | 必要な周回数 | 10回/晩なら | |
|---|---|---|---|
| アップデート前 | 30,000 | 約140周 | 約14晩 |
| 四玉伝記(現在) | 140,900 | 約30周 | 約3晩 |
| INFINITY(現在) | 250,000 | 約17周 | 約2晩 |
1キャラ育てるのに2週間かかっていたものが、3晩になりました。
これがこのアップデートの中身だと思っています。「MSPが5倍になった」と書くより、こちらのほうが実態に近い。

ちなみに引き上げられたのは四玉伝記だけではありません。別のクエストのリザルトも載せておきます。

フェディエルは「弱くなった」というより、別のキャラになりました
もうひとつ、大きな変更があります。フェディエルのマスタースタイル「覚醒:コンボフィニッシュ強化」の調整です。
公式の説明はこうです。
- 「コンボフィニッシュ強化」が付与されていない状態での魔法弾の攻撃力を引き下げ
- ステータス効果の最大Lvを10から5に変更
- Lvごとの上昇量を引き上げ、最大Lv時では従来と同程度のダメージ
「最大Lvなら同じ」と書いてあるので、数字だけ見ると穏当な調整に見えます。
私はフェディエルを主力で使っているのですが、実際の使用感はだいぶ変わりました。
実質的な弱体化ではあります。ただ、それより大きいのは立ち位置が変わったことです。
アップデート前は、遠くからアビリティを空振りしてコンボフィニッシュを出すことで、遠距離から高火力を出せました。安全な位置から殴れたわけです。
アップデート後は、コンボフィニッシュのLvを上げるために、ミアズマハンズを近距離で入れないといけません。
コンボフィニッシュ自体の威力は、最大Lvまで上げれば変わりません。でも、そこに至るまでに近接攻撃を挟む必要が出た。これは数字の話ではなく、キャラの性質の話です。
フェディエル1強だった頃とは、少し変わったのかもしれません。
公式の「最大Lv時は従来と同程度」という説明は嘘ではありません。ただ、それだけ読んで「じゃあ変わらないな」と思うと、実際に触ったときに戸惑うと思います。
その他の修正
残りはバグ修正が中心です。私は今回いずれにも遭遇していなかったので、事実だけ並べておきます。
バトル
- ガランツァ:「鎧散牙」状態または「荒事」Lv最大時の特定モーション中に、奥義ゲージが最大でなくても奥義が発動できる不具合を修正
- クエスト「忘れざる空」でボスが移動せず進行不能になる不具合を修正
- 「新世界秩序」「世界の臨界」でオンライン協力プレイ時にカメラが動かない不具合を修正
- ザ・ワールドの「セレスティアル・スフィア」、ベルゼバブの「君臨の玉座」の発動後にカメラが動かない不具合を修正
システム
- 極沌空所で、ギフトの取得可能数が0になる不具合を修正(対応にともない取得可能数のリセットあり)
- 「リトルスニッパー」の所持数とチャプターセレクトの取得率が一致しない不具合を修正(シェロで補填処理)
- 称号「魔王」「瞳に光…奔る…!!」の取得条件の不具合を修正
UI
- マスタースキルが正しくセットされない場合がある不具合を修正
- MSPの所持上限を999,999から9,999,999へ引き上げ
まとめ
公式の告知を読むと「MSPの取得量を引き上げました」という話に見えます。数字としてはそのとおりです。
でも実際に遊んで効いたのは、フルアシストで回せるクエストの獲得量が上がったことでした。オート周回が10回で途切れる以上、放置で稼ぐなら1周の量が全てになる。そこが数倍になった意味は、効率の改善よりずっと大きいと思います。
1キャラ2週間が、3晩になった。
育成を諦めていたキャラがいるなら、今が動くタイミングだと思います。

掲載画像はすべて PlayStation 5 での自己プレイ映像から抽出しています(Ver.2.0.5 適用後)。オンラインのサポートキャラクター名は伏せています。アップデート内容は[公式のお知らせ](https://relink-ragnarok.granbluefantasy.com/ja/updates/401/)、必要MSPの数値は[ゲームエイト](https://game8.jp/gbf-relink/796389)を参照しました。


