【グラブルリリンクER】いま出ている評価は、ほぼ全部が「拡張前」のものです|レビュー

ゲーム評価
84/ 100
いま出ている評価はほぼ2024年のもの
プレイ状況クリア済み(PS5)
構成エンドレスラグナロク込み・Ver.2.0.5以降

「グラブルリリンク つまらない」で検索すると、けっこう出てきます。

読んでみると、書いてあることは全部正しい。エンドコンテンツが薄い。育成がすぐ頭打ちになる。究極武器が出ない。

ただ、全部2024年の話です。

フェディエルの奥義カットイン
2026年7月の拡張『エンドレスラグナロク』と、8月28日のアップデートを経た、いまのリリンクです。

私の点数は84点

そしてこの記事でいちばん役に立つのはここだと思うので先に書いておきます。当時の不満のかなりの部分は、拡張を買わなくても解消されています。


立ち位置だけ先に

私が本編を遊んだのは、発売から少し経ったころです。大きく遅れてはいないので、当時の不満は実体験として知っています。

そのうえで拡張を遊んで、8月28日のアップデートまで追いました。

だからこの記事は、「当時こう言われていたことが、いまどうなっているか」を書きます。世の中の評価が間違っているわけじゃない。前提が2年古いだけです。


無料で直った分と、お金がいる分

ここを混ぜて語っている記事が多いので、分けます。

無料アップデートで直ったもの(本編だけ持っていれば入る)

究極武器が出ない アルテマメモリを集めて鍛冶屋で作れるようになった
ソロだと高難度に行けない サポートキャラクター機能が追加された
アシストモードが高難度で使えない MANIAC・PROUD まで使えるようになった
エフェクトが眩しくて敵が見えない エフェクトの視認性調整・眩しさ抑制が入った
カメラとロックオンが言うことを聞かない 位置指定時のカメラ、ロックオン対象の選ばれ方などを多数調整
覚醒強化の条件が面倒 奥義使用30回→3回、対象撃破2回→1回
マッチングしない クロスプレイ対応、オンラインルーム、リージョン設定など

エンドレスラグナロクを買うと入るもの

やることがない メインストーリー後章、極沌空所、CHAOS以上のクエスト群
育成がすぐ頭打ち マスタースキル、武器の超越強化
キャラが足りない 新キャラ6人(全28キャラに)
戦闘に新しい軸がない 星晶獣召喚、アセンドチェイン

ざっくり言うとこうです。

無料アップデートは「遊びにくさ」を潰した。拡張は「遊ぶ量」を足した。

だから、当時アクションの手触りや理不尽さで嫌になった人は、お金を払わなくても一度触り直す価値があります。


無料側で、特に大きい2つ

究極武器の入手が、まともになりました

当時これがかなり苦しかった。

キャラごとの最強武器である究極武器は、プロトバハムートからのドロップでしか手に入りませんでした。それだけでも狙ったキャラのぶんを引くのは大変です。

問題はここからで、キャラを解放するほど、ドロップ確率が分散していきました。手持ちが増えるほど、欲しいキャラの武器が出にくくなる。

キャラを増やすと損をする仕様だったんです。

だから当時は、キャラを気軽に解放できませんでした。どのキャラを本当に育てるのか、いろいろ調べながら慎重に選んでいた記憶があります。

新しいキャラが手に入るのは本来うれしいことのはずなのに、素直に喜べない。そういう仕様でした。

鍛冶屋の画面
いまはアルテマメモリを集めて、鍛冶屋で作れます。

いまは素材を集めて鍛冶屋で作れます。狙って作れる。当たり前のことが当たり前になりました。

「ソロでクリアできる」の意味を取り違えないでください

サポートキャラクター機能が入って、一人でもエンドコンテンツまで行けるようになりました。

これを「サポートキャラが強いから勝てる」と読むと、意味を取り違えます。

効いているのは、育てる人数のほうです。

パーティにサポートキャラを入れられるということは、自分で育てるのは最低3人でいいということ。4人ぶん育てなくていい。

あとで書きますが、このゲームは1キャラ仕上げるのに約418万MSPかかります。その1人ぶんが消えるのは、とてつもなく大きい。

サポートキャラは、戦力の話じゃなくて育成コストの話です。


お金を払うと、何が手に入るのか

ここからが拡張の話です。

クエスト選択画面
CHAOS++。この上にまだINFINITYがあります。「クリア後にやることがない」と言われていたゲームとは思えません。

遊ぶ量が、とにかく増えました。メインストーリーの後章がまるごと1本、ローグライトの極沌空所、そしてCHAOS以上のクエスト群。当時トロフィーの取得率から「7割がエンドコンテンツに到達していない」なんて言われていたゲームです。いまは到達したあとに山があります。

新キャラが6人(ガランツァ、マギラフリラ、ベアトリクス、ユーステス、フラウ、フェディエル)。全部で28キャラになりました。

星晶獣召喚も本格実装されて、バハムートやルシフェルを任意のタイミングで呼べます。画としてはこれがいちばん派手です。

マスタースキル画面
マスタースキルは全28キャラに3種類ずつ。同じキャラでも別の組み立てができます。

そしてマスタースキル。当時「すぐ頭打ちになる」と言われた育成が、逆に「底が見えない」レベルまで深くなりました。

……ここまでは全部いい話です。


ただ一つ、形を変えて残っているもの

このゲーム、28キャラいます。

私が育てたのは、3〜4人です。

装備画面のキャラクター一覧
左に並んでいるのが使えるキャラたち。ほとんど育っていません。

サボっているわけじゃありません。1キャラ仕上げるのに必要なMSPは、マスタースキルLv50までで1,641,999、マスターブレイクで1,670,000、育成ノードで865,000。足すと約418万です。

そして、さっき書いたとおりエンドコンテンツを一人で回すのに必要な育成人数は最低3人。

私が育てた3〜4人って、「最低限必要な人数」とほぼ同じなんですよ。

28キャラいて、パーティを1つ組んだところで手一杯。それが現在地です。

言いたいのは「周回が面倒」じゃありません

誤解されそうなので書いておきます。

キャラがたくさんいるのに、それを活かせない。これが問題です。作業量の話ではなく、魅力を自分で打ち消してしまっている構造の話。

キャラクター強化画面
育成の入口。ここから418万MSPぶんの道のりがあります。

面白いのは、この問題、ER以前のコンテンツに対しては解消されているということです。極沌空所で素材が集めやすくなったので、普通に遊ぶぶんにはいろいろなキャラを触れます。

エンドコンテンツ向けには、同じ問題がそのまま再発しています。最終強化まで持っていくには結局大量のMSPが要るので、キャラを絞らざるを得ない。

当時の「育成がすぐ頭打ち」は、たしかに解消されました。でもその裏返しで、「深すぎて、数人ぶんしか登れない」に形を変えただけとも言えます。

四玉伝記のリザルト
8月28日のアップデートでMSPの取得量が大幅に上がりました。四玉伝記で30,000→140,900。

なおこの点は8月28日のアップデートでかなりマシになりました。それでも1キャラ418万です。


PS Plusに入っているなら、ゲームは買わなくて済みます

ここまで「買うなら」の話をしてきましたが、前提をひっくり返すことを書きます。

本編は PlayStation Plus のゲームカタログに入っています。2025年12月16日から対象になっていて、エクストラ以上のプランなら追加費用なしで遊べます。

つまり、こういうことです。

PS Plusに入っているなら、ゲームを買わずに本編が遊べます。

念のため書いておくと、PS Plus自体は有料のサブスクです。「タダで遊べる」ではありません。ただ、すでに加入している人にとっては追加の出費がゼロになる、という話です。

そして上に書いた無料アップデートぶんは全部入った状態で始められます。当時の評判を見て見送った人にとって、これ以上ないくらい試しやすい状況です。

拡張のエンドレスラグナロクだけは別途購入が必要ですが、まず本編をカタログで遊んで、面白ければ拡張を足すという順番が組めます。


そのうえで、買うなら

本編を持っているなら、まずアップデートだけ当てて触ってみてください。お金をかけずに、上の表の左側は全部入ります。当時アクションの手触りで嫌になった人は、それだけで印象が変わるはずです。

そのうえで「やることがない」が不満だったなら、拡張を買ってください。そこは払わないと解決しません。

これから新規で買う人は、最初からエンドレスラグナロク込みでいいと思います。本編だけ買って後から足すより素直です。


こういう人におすすめ

  • 当時やることがなくなってやめた人。いちばん報われます
  • アクションの手触りで挫折した人。視認性もカメラもアシストも直っています。しかも無料で
  • 一人で黙々とやりたい人。サポートキャラでエンドコンテンツまで行けます
  • まだ遊んだことがない人。PS Plusに入っていれば買わずに試せるので、いちばん入りやすい時期です

こういう人にはおすすめしません

  • いろいろなキャラを使い分けたい人。エンドコンテンツまで見据えるなら、育てられるのは実質3〜4人です
  • 短時間で区切りたい人。1キャラ418万MSPの世界です

まとめ

いま検索して出てくるレビューは、ほとんどが2024年2月のものです。書いてあることは、当時としては正しかった。

そしてそのほとんどは、もう解消されています。しかも半分くらいは無料で。

残っているのは一つだけ。

28キャラいるのに、活かしきれない。

作業が多いという話ではなく、キャラの多さという魅力を、育成コストが自分で打ち消しているという話です。当時とは形を変えて、まだそこにあります。

それでも84点。2年前に諦めた人ほど、いま触り直す価値があると思います。

そしてまだ遊んだことがない人は、PS Plusに入っていれば本編を買わずに試せます。当時の評判で見送ったなら、いまがいちばん確かめやすいタイミングです。

奥義フルチェインの大ダメージ
これが出るようになるまでに、418万MSP。それでも、出た瞬間はやっぱり気持ちいいんですよ。

掲載画像はすべて PlayStation 5 での自己プレイ映像から抽出しています(Ver.2.0.5 適用後)。オンラインのサポートキャラクター名は伏せています。無料アップデートと拡張の切り分けは[公式のVer.2.0.2アップデート情報](https://relink-ragnarok.granbluefantasy.com/ja/updates/381/)、必要MSPの数値は[ゲームエイト](https://game8.jp/gbf-relink/796389)、ゲームカタログ収録は[PlayStation.Blog](https://blog.ja.playstation.com/2025/12/11/20251211-psplus/)を参照しました。

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